8.22.2008

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一昨日8月20日、スペインの首都マドリードで飛行機事故がありました。
死者153人、生存者(全員重傷)19人。

事故の原因はまだ明らかになっていないようですが、離陸滑走中左エンジンに不調が起こり、滑走路から外れて炎上したそうです。

スパンエアー(JK 5022便)が起こした今回の大惨事、マドリッド-フランクフルト間も良く飛んでいるのでとても身近に感じ、かなりショックな出来事だったのですが、実はこの事件の背景にもっと胸を打つ出来事が。


当日、ゲートに駆け込んでくる夫婦2人。

タッチの差で乗客172人を乗せたJK5022便が扉を閉め、「あと3分早ければ・・・」と憤慨しつつ代便を求めて空港内を歩く2人の目に留まったものは、たった今乗り遅れた自分達の飛行機が、燃え上がる炎に包まれている映像。

「とても悲しい事件が起こった」と駆け回る警備員・空港スタッフ達。


ショック状態で奥さんは何もコメントできず、旦那さんだけ途切れ途切れにつばを飲み込みながら

「運命に感謝しています。2度目の人生をもらいました」

とインタビューに対応。

この話を聞いた時、一瞬悪寒が走り、なぜだか涙が溢れてきました。

この飛行機の目的地だった、グラン・カナリア島はカナリア諸島の一つで、4年くらい前に同じくカナリア諸島の一つ、テネリファ島に私もランド氏と行った事がありました。

彼らの話が、不意に自分達と重なりあうところがあったのかな。。。


とにかく、人間、どんなに健康な人でもいつも死と隣り合わせ。

要するにいつ終わってもいい人生、ふらぁ~っとなんとなく生きてちゃいけない、もっと毎日意味のある事をしなくちゃいけないんだと、思ったのでした。

 

2 Comments:

Anonymous Anonym said...

陽子ちゃんへ
今朝会社に来る時に能見台の駅を通過する時に、陽子ちゃんの事を思い出しました。

昔、能見台から文庫まで電車がなくて
歩いたこと。山下公園から港祭りで南太田まで行進した事。とにかく君は逞しかった。
頑張り屋さんだった。どんな時でも弱音を吐かなかった。それはお父さんの誇りです。

スペインのプログを見てお父さんも
今日は今日しかない、という気持ちを
改めて感じました。

最近ちょっとだれ気味なのでね。
有難う。

25/8/08 03:05  
Blogger yokki said...

おとーさん!
へへへ、なんか照れるね(^^)ゞ
でもあの時は一つの事に集中できる環境が調ってたから気兼ねなく突っ走れたよ。
心から家族に感謝ですm(_ _)m

私も今回のスペインでの事故を通して、あの瞬間感じた気持ちを忘れずに、一分一秒、今生きている事に感謝して悔いのない人生を歩みたいです。。。

25/8/08 09:15  

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