10.31.2008

ドイツのいいもの☆

ドイツには沢山いいものがあります。

ここであえて、「もの」と書きましたが、これは物質的な、例えばドイツの自然や古い家並みと言った素晴らしいものだけでなく、ドイツ生活の機能性、効率性、その他、ドイツ国民の考え方の良い所もあわせて表現したかったからです。(人間誰でも不完全、もちろん短所もいろいろあります、、、)

今日はドイツの日頃から「いいなぁ~」と思っていた生活の一部をご紹介。

↓↓↓ これです☆

このマーク、製造者とは全く関係のない第三者の立場の機関が製品品質比較調査をした、その結果を示すもの。
いわば、消費者と供給者の間に存在する、信頼のマークと言ってもいいでしょうか。
この『SEHR GUT』とはとても良い、優良という意味。
(ドイツの5段階評価は1が優良、5が最低なんですっ!)





要するに、消費者側にとって、このマークのついている製品は安心して買うことが出来るし、販売者側にとってもこの印をマーケティングの一つとして大いに活用できる訳で、合理的なすばらしい社会システムと言うことになります。






そしてこれは我が家でも買い物をする上で重要なチェックポイントになってまして、例えば

家で使っている油や・・・

マーガリン・・・


消臭デオドラントも!



日本や中国では今、製造者側のずさんな管理や信じられないような製造過程が原因で沢山の消費者が不安を抱いていると思います。

でもドイツでは、こういった製品品質比較調査(Stiftung Warentest)やシステム監査、製品安全試験(TUEV)などが生活のいろいろな所で定期的に行われているのでとても安心です。

そしてその製品品質比較調査の結果は全て、専用雑誌にランキング形式で記載されるので、製造者はいい加減な商品を作っているとあとで思いっきりたたかれる羽目になるのです。
これはセールスアピールどころか、販売停滞、製造者側にとっては非常に痛い話。
ますます良い製品、良い品質管理に励むしか、方法はないのです。。。

何度も言うようですが、本当にいいシステムっ!!


因みにこの印がついているのは、なにも食材や化粧品、生活用品といったものだけではなく、保険会社や銀行でのサービス(銀行員の態度や真実性)にまでつけられてしまう、幅の広い信頼のマークなのです。

マックのハンバーガーや、
マットレスにも!


なんと電力会社にまでっっ!!



こう言うのが、日本にもあればいいですねぇ~。。。
・・・ムリかな(悲)