9.13.2008

市民大学/Volkshochschule (VHS)パートII

これが今私が通っている英会話コースの開催場所。
この前の日記に『小中学校・・・』と書きましたが、調べてみた結果、日本で言う中高学校にあたるギムナジウムである事が分かりましたぁ~。。  m(_ _;)m

英会話は夜の20時から行われ、コースが始まる前に撮ったので写真が少し暗くなっております。。。


学校の中央階段

中央階段(上から)


旧水飲み場??

廊下



さてさて、この学校『アルバート・シュヴァイツァー・シューレ』(Albert-Schweiter-Schule)と言うのですが、なんと学校の歴史は150年以上もさかのぼり、当初はオッフェンバッハの裕福な家庭の子供が通う女学校として創立されたそうです。
運良く第二次大戦での空襲を免れたので、学校の主要部分にまだ石の建築・装飾を見る事が出来、非常に歴史を感じる学校です。
ただ、とても古いので、夜こうして訪れるとすこぉ~し怖い気がしないでも。。。(^▽^;)


ドイツにある日本人学校や、大戦後に建て直された近代的な学校には何度か行った事があり、特にこれと言った感動は無かったのですが、今回こうして古い建物をそのまま使っている学校に英会話コースを通して体験する事が出来、もの凄く興奮っ!

早速ランド氏に、『すごい学校に通ってるんだよぉ~!』と自慢すると、、、

僕の行ってたギムナジウムはもっと古いよ

とあっさり反論。。。。

ε=(>ε<) プーッ!! 


どれどれ、調べてみると、なんと彼が通っていた学校は

実に400年もの歴史があったのです・・・ w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

マジびっくりしました。

しかも現在の位置に学校が建ったのが400年前というだけで、教育機関としてはもっと古くに存在しており、それはちょうどパダボーンの町が出来た頃と同じ時期だそう。


ん~っと、パダボーンの町が歴史に登場したのは西暦799年だからぁ~。。。


・・・って、、、あーた。。。

1200年以上も経ってるじゃないすかっっ!!!



ふ、古すぎますっっ!!

ってかそんな昔に子供達が学ぶ教育の場と言うモノが存在していた事にびっくり。

だって、日本の今の学校の原型はおなじみ寺子屋ですよねぇ?
んでもってそれが存在したのは江戸時代。今からまだたったの400年ほど前。。。

それから考えると、ドイツはかなり昔から子供の教育に力を入れていたんだなぁと感心。

文学者(ゲーテ、ヘッセ、マンやグリム兄弟)や哲学者(カント、ニーチェ)、また音楽分野でも歴史上、沢山の偉大な人物がドイツ人に多いのも、これでうなずけるかも・・・!?


因みにランド氏の通ってたギムナジウムは残念な事に戦争でほぼ破壊されてしまいました。
下の写真は破壊される前に撮ったもの。
江戸時代、日本では民家を寺子屋として読書算を教えてた時に、ドイツではこんな立派な建築物が教育の場として既に存在してたと言うわけです☆